スクエア包み
スクエア包みは、箱の形に沿って四角く包む基本的なラッピング方法です。
包装紙の折り目が美しく揃い、シンプルながら上品な仕上がりになります。
ギフトボックスや書籍など、角のある品物に適しており、幅広いシーンで活用できます。
ラッピング例
箱をひっくり返さずに包む事ができるスクエア包み。
陶器やケーキ箱などの正方形の箱をラッピングするのにオススメです。
ラッピングポイント
- 手順
- 全12工程
- 包む物
- 正方形に近い箱
- 紙の量
- 少ない包装紙でOK
- 豆知識
- 箱を反転しないので、中身を動かしたくない時に便利な包み方。
今回使用したラッピング用品
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ラッピング方法
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1.
包装紙の端を箱にかぶせます。かぶさっている部分が二等辺三角形になり、包装紙が箱の端から左右2cmはみ出している位置に動かします。 -
2.
(箱の)底辺の長さの中央から、水平に線と包装紙の端が交わる位置に印を付けます。 -
3.
工程2.で付けた印から直角になるように線を引き、切ります。 -
4.
半分に軽く折り(跡がつかないように気を付けて)、包装紙が正方形になるように切ります。 -
5.
図のようになれば、OKです。青色の矢印は箱の高さ+2cmを指しています。 -
6.
箱を紙の中央、対角線上にまっすぐ置きます。 -
7.
紙を重ねてみて、箱の位置を調節します。調節ができたら箱の角(図・青色の点線部分)に指を沿わせて、折り目を入れます。 -
8.
手前の紙を箱にかぶせてから、左の紙をかぶせます。左の紙をかぶせる時のコツは、箱の角に右手親指を当て、左手で紙を調節することです。外から見えない部分もしっかり折り込みます。 -
9.
化粧折りをします。化粧折りをすることで、紙が破けにくくなるだけでなく見た目もキレイになります。ラッピングにおける「ちょっとした気遣い」として覚えておくといいですね。 -
10.
同じように右側もかぶせ、手前側を化粧折りをします。たるんでいる部分を箱に沿わせて手前に折ってから、奥の紙をかぶせます。 -
11.
左、右の順番で化粧折りをします。 -
12.
両面テープで留めれば、スクエア包みの完成です。交わっている部分にシールを付けても可愛いですよ。
おすすめのラッピング用品
包装紙を使用したボトルラッピングは、贈るシーンや相手に合わせて包装紙の柄を選ぶことで、より特別感のある仕上がりになります。
例えば、無地の包装紙は、シンプルで洗練された印象を与え、ビジネスギフトやフォーマルな贈り物に最適です。ゴールドやシルバーなどの上品な色合いを選ぶと、さらに高級感が増します。
一方、ストライプやチェック柄は、落ち着いた雰囲気を演出でき、カジュアルなギフトにも適しています。男性向けの贈り物には、シックな色味のストライプやシンプルなデザインの包装紙が好まれることが多いです。
また、花柄や和柄の包装紙を使用すると、華やかで温かみのある印象になり、誕生日や記念日の贈り物にぴったりです。季節のイベントには、クリスマスや桜のモチーフが入ったデザインを選ぶと、より季節感を演出できます。
包装紙の柄を工夫して、贈り物の魅力を引き立てましょう。
おすすめ包装紙
スクエア包みは、シンプルで上品な仕上がりが特徴のラッピング方法ですが、シールをプラスすることで、さらに個性や華やかさを演出できます。選ぶシールの柄や色によって、仕上がりの印象が大きく変わるため、包装紙とのバランスを考えて選ぶことが大切です。
例えば、ゴールドやシルバーのシールは、高級感を演出し、フォーマルなギフトやビジネスシーンにも適しています。花柄やリースデザインのシールは、優雅で華やかな雰囲気を加え、誕生日や記念日の贈り物におすすめです。
カジュアルなギフトには、カラフルなシールや手書き風メッセージ入りのデザインを選ぶと、温かみのある印象になります。スクエア包みにシールを添えることで、贈る相手により特別な気持ちを伝えられるでしょう。
おすすめシール