キャラメル包み
キャラメル包みは、箱型の品物を包む基本的なラッピング方法で、両端を折り込んで包む形がキャラメルの包装に似ていることから名付けられました。
仕上がりが整いやすく、初心者でも簡単に美しく包めるのが特徴です。
ラッピング例
ラッピングの基本になる包み方。応用が利くので、このラッピング方法を抑えておけば便利。角をきっちり折りこみ、箱の淵に合わせて折り目をつけると綺麗に仕上がります。
ラッピングポイント
- 手順
- 全5工程
- 包む物
- 長方形の箱
- 紙の量
- 少ない包装紙でOK
- 豆知識
- 祝と佛で手順が異なる
- リボン
- 十文字結び参照
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キャラメル包みに必要な包装紙の大きさ
箱の大きさを入力するだけで、キャラメル包みに必要な包装紙の大きさの目安を自動計算します。
必ず半角数字で打ちこんでください。あくまでも目安の数値になりますのでご了承ください。
※チェッカーでは、化粧折りをすることを前提とした数値をだしています。
※化粧折りについてはこちらをご覧ください。
キャラメル包み
また、紙の断面が処理されているので、開封時に指を切る危険性が減ります。
化粧折りをしなくてもラッピングはできますが、ちょっとした心遣いとして覚えておきましょう。
横の長さは、紙の端に箱を置き紙が箱を1周して40mm程(化粧折りをしない場合は20mm程でOK)はみ出すぐらい。
縦の長さは、紙の下端に箱を置き箱に沿って紙を折り曲げた時、厚みの半分の大きさ分はみ出していれば包む事ができます。
ラッピング方法
-
1.
包装紙の裏面を上にして、端を20mm程化粧折りします。 -
2.
箱の裏面を上にして、包装紙の中央に置きます。右側の包装紙を箱にかぶせると、紙端が箱の中央にくるようにします。 -
3.
左、右の順に包装紙をかぶせ、テープで留めます。 -
4.
側面の包装紙を箱の縁に合わせてきっちり折り、できた斜めのラインに折り目をしっかりとつけます。 -
5.
下の包装紙を折り上げ、斜めのラインと交わる所で内側に折り、テープで留めます。反対側も同様に折り込み、箱を反転すればキャラメル包みの完成です。
「左、右の順に包装紙を合わせて…」というやり方は、お祝い事の包み方です。
仏事の場合は、まず左側の紙を箱の中心に合わせてから右、左の順に紙を合わせます。
風呂敷やふくさの時と同様、お祝い事の逆と覚えて置くといいですよ。

おすすめのラッピング用品
キャラメル包みは、シンプルで美しいラッピング方法です。ラッピングをする際には包装紙の柄を工夫することで、贈り物の印象を大きく変えることができます。
無地の包装紙は、シンプルで洗練された印象を与え、上品なギフトにぴったりです。特に、クラフト紙やベージュ系の無地の紙を使うと、ナチュラルで温かみのある仕上がりになります。シンプルさの中に高級感を求めるなら、金や銀の箔押しデザインを選ぶと、シンプルでも華やかさが加わり、特別感を演出できます。
花柄やドット柄は、華やかで可愛らしい印象を与え、誕生日や記念日などのお祝いごとのギフトにぴったりです。特に、明るい色の花柄やポップなドット柄を選ぶと、贈り物が一層楽しく、元気な印象になります。
また、ストライプやチェック柄は、落ち着いた雰囲気を演出し、男性向けやカジュアルな贈り物に適しています。
さらに、季節感を取り入れるなら、春は桜や花柄、冬は雪の結晶柄を選んで、季節感を感じさせるラッピングが楽しめます。
包装紙の柄選びで、贈り物の魅力を引き立てましょう。
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